大学生が考えるニトリのすごさ

ご覧いただきありがとうございます!こんにちは、suuku! と申します

今回は、ニトリ実店舗へいき、自分なりの強みや気づきをまとめてみました 

  まず、ニトリに対する自分のイメージは、衣食住の幅広い製品の取り揃えており、シンプルな製品で顧客層を限定させない提供をしているというイメージがあった。CMからも、ニトリは低価格で、高品質というこれまたシンプルなイメージを顧客に強く浸透させたいという狙いがあり、強みにしていると考えた。

 店舗を訪れてみて、強く印象に残ったことは、5つある。
それは、品揃え価格トータルコーディネート提案家電コーナー内装についてだ。

 はじめに、多様多種な品揃えに強いインパクトがあった。商品ひとつとっても、サイズの違い、色の違い、デザインの違い、素材の違い、性能の違いと、顧客のニーズにダイレクトにあたる商品を意識して品を揃えているように感じた。さらに幅広い顧客に対応するため、低価格の商品だけでなく、高級感があり、素材、品質、性能にこだわった商品まで展開している。種類が異なる商品でも同じような色、デザインのものを多く取り扱っており、まとめての購入を狙っていることが推測される。特に、各家具、家電の色は、モノトーンを基本として、シンプルで淡いカラー色で統一。木製の取り扱いもありデザインも豊富であった。実際の展示見本もあり、自宅に置き換えてイメージが湧きやすい環境が整っていた。女性用の展示スペースも設置されており、薄いピンクで万人受けする統一された部屋をイメージしていた。新生活で家具、日用品、家電の一式が欲しいという顧客や模様替えの顧客には、多数の商品の種類と等一されたデザインでニトリの商品だけで買い物を完結できてしまい、簡単にコーディネートできるような仕組みがあると感じた。

 そして、低価格の実現。価格の安さを売りにしているからこその、大きなプライス表示で税込価格の表示。価格には相当な自信を持っているように感じ、商品同士価格での比較がしやすかった。これには、他社の価格調査家具・家電の市場の分析があってこそできることだと感じた。まさに安くて高品質というイメージを象徴していた。ニトリの商品、サービス強みを顧客に強く浸透できているから、新規の顧客だけでなく、既存の顧客も多いだろうと感じた。

 次に、トータルコーディネート提案のサービスだ。店内の至る所にこのサービスの紹介があり、ネットでも調べてみたとこと、力を入れているものの一つであった。これも、取り扱いのある商品のデザイン、色合いが統一されているからこそ強く薦められるサービスであり、幅広い色、柄、素材の中からライフスタイルに合わせたものを簡単に作り上げることができる。これがまとめての購入につながり、単価を挙げられる要因である。

 ニトリに中でも、私が気になったのは家電コーナーである。家電製品を選ぶ際は、その機能や、メーカーなどの性能面で選ぶことがたいていだろう。しかし、ニトリの家電コーナーは、製品の取扱量は多いにもかかわらず、高性能で高価格な家電製品が少なかった。聞いたことあるような家電メーカーも少ない。つまり、家電製品すらも低価格で提供しようという考えがある。ケトルを例に取ってみると、同じ価格、性能でデザインが異なる製品がいくつもあった。試しに家電量販店に足を運んでみると、デザインは白と黒の2色展開。メーカーや、性能の違いがプライスの表記に大きく表示されていた。ここにもニトリの強みがあった。性能で選んでもらう家電量販店に対しニトリは、製品の価格やデザインでニーズを狙い、選んでもらう狙いがあると考えた。家電製品では、価格差が大きいテレビを例に取っても、一人暮らしを想定した小さめのテレビのみの品揃えであった。性能を重視するのであれば、家電量販店に行ってくださいと感じた。ニーズをあえて絞っていることで、一人暮らしなどのニトリのイメージ定着と、顧客の獲得をできていると感じた。そのことから、家電量販店とニーズを合わせていないことが考えられる。

 最後に、内装にも工夫を感じた。扱っている商品同様、内装もシンプルであった。悪目立ちは特になく、製品選びに集中しやすい環境だと感じた。入口や、エレベーターの乗り場、降り場には、クリスマスシーズンを見据えていたり、これからの季節品である暖房製品などが大々的に展示がされていた。比較的価格が高価なソファーやベットなどのコーナーは、照明を一段落とし高級感を演出していた。

 一方、シンプルなデザインが多く、奇抜でオシャレなモノは少ない印象であった。シンプルというイメージを顧客に浸透させるためにも、一部の顧客にはニーズをあえて合わせていない感じがした。

 このことから、ニトリは幅広い製品と万人受けするシンプルなデザインで幅広い顧客のニーズをうまく掴めていると感じた。ニトリに来る顧客のニーズを直接商品に反映させている。あえて顧客のニーズを取り入れない戦略も成功している一つの理由だと思う。高価で高性能な製品の取り扱いが少ないことから、特に、新生活や部屋の模様替えの顧客に狙いがあると感じた。価格を抑えて家具と家電を揃えたいと顧客に対して、低価格でまとめて購入してもらえるような環境があった。

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